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●曙橋分岐点 |
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●河原からも温泉が |
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●全景です。 |
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●丸木橋を渡って、偵察 |
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●源泉付近は、暑い |
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●これが湯壺 |
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●茹でる。 |
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●これも茹でる。 |
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●よい子は、まねしないでね。 |
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●まさに『飲茶』 |
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●約20分蒸します。 |
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●枝豆は、5分 |
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●ゆで卵もこんなに綺麗に。 |
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「おまえはトラだ!トラになるんだ!!」
“虎の穴とは如何なる組織ぞ”――十勝のいたる所に巣食っている秘密?組織、外遊びに興味のある優れた素質の老若男女を日本中から集めて徹底的に遊ぶ。終了後は「大宴会」。大トラのように救いようのない、無敵の酔っぱらいを作り出す…誰いうとなく、「虎の穴!」。
今回の話題は「飲茶」。先月に続いて、「食」の話であります。「飲茶」と言ってもそこいらのものとはちょっと違う虎の穴流「お外で飲茶」のご紹介。 |
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「外遊び虎の穴だろうっ、何で飲茶なんだっ!!」とお怒りの声が聞こえてきそうですが、まぁまぁ、おさえておさえて。何しろ単純な虎の穴メンバー、なぜ「飲茶」になったかというと、ことの発端はパソコン通
信。
温泉フォーラムという所を覗いていたら「ヌプントムラウシ温泉に行って来ました」という報告があった。「ヌプントムラウシ温泉!??」あそこに最後に行ったのは、99年の9月。その後、確か林道の土砂崩れでゆけなくなっていたはずだがいつのまに開通したのだろう…。「責任者の方、開通したならしたで、虎の穴にちゃんと報告してもらわないと、困るのですよ」と言っても仕方がないので、早速、メンバーを招集し「外遊び作戦会議」。
「次の外遊びは、久しぶりにヌプントムラウシ温泉にいきます。はいっ」
メンバー一同「あそこは、土砂崩れで…」「開通したならしたで、ちゃんと報告してもらわないと、困るのです」「責任者出てこい」などと、筆者と全く同じことを言い出し始めた。似たような思考の集まりなのです(汗)。
「まぁまぁ、みなさん、落ち着いて云々」となだめ、話を進めていく。
「えー、ヌプンでの行動ですが、前回は『河原に野天風呂を造る』ことばかりに集中しすぎて『食』をおろそかにしてしまった。この点を反省し、今回は『源泉を利用しての料理をメイン』にしたいのであります」。
話は、あっさり決まり、メニューの相談。さて、みなさんが「温泉」で連想される食べ物は何でしょう? 発想が貧困な我々が出した答え、それは「温泉卵」と「温泉まんじゅう」(汗)。
「うーむ、あまりにもストレートというか……」「もう少しヒネリがほしいですねー」「温泉と言えば蒸気、蒸気で蒸し物」…おおっ、我々にしては、なかなか良い考え。一同拍手。
と、いうわけで『温泉−熱い−湯気−蒸す』となって、『蒸す-蒸籠-飲茶』という連想ゲームが完結したわけであります。
ヌプントムラウシ温泉は、沼の原温泉とも呼ばれます。ここは新得町トムラウシの街を過ぎ、舗装道路が切れる曙橋から右に林道を入って15kmほど。登山用の避難小屋と、トイレがあるだけ。お風呂の方はというと、簡単な脱衣小屋と露天風呂のみ。ボコボコと噴き出す源泉の壺よりお湯を引き、温泉・川の水と、二つのゲートバルブで湯船の温度調節をする。混浴です。
また、付近の河原からは、温泉がしみ出し自作の露天風呂も作成可能。野趣満点のロケーションなのであります。
世間では夏休みも終わったとある日、集まってまいりました虎の穴メンバー。「ふふっ、今日はすごい物を持ってきました」「おおっ、私もです」などと、みなさんなにやら笑みを浮かべて2台の車に分乗、温泉へ向かったのであります。途中トムラウシの街にある「トムラウシ自然体験交流館」で、手作りのパンを仕入れようと寄ってみるも、その日は休み。残念…、ここのパンは、長さ25センチほどで中に『これでもかっ!!』というぐらいチーズがたっぷり入ている。これが旨いんですねー。みなさんも、一度おためしください。
曙橋から「ライトを上向きで点灯」、林道へはいる。林道を走るときの基本ですよねー、「ライト点灯」。しかし…対向車のほとんどが点けていない。
「おまえらーっ、ちゃんとしなさい、ちゃんとーーっ」と、怒りつつ走ること30分、着きましたヌプントムラウシ、そこは、3年前とほとんど変わらず我々を出迎えてくれました。早速源泉と、露天風呂を偵察。風呂には、先客があり軽く会釈などをして源泉へ。湯壺からは、もの凄い勢いで高温の温泉が噴き出している。その周りは、蒸気がもうもうと立ちこめかなり暑い。「よーし、それでは全員作戦行動開始」。
作戦は、こうである。
6. |
つまみをいただきながら、さらにビールを飲む。 |
100円ショップで見つけてきた、蒸籠にレタスを敷き「餃子・シュウマイ・豚まん」を並べる。ざるに「枝豆・ウインナー・卵」をのせる。
朝、笑みを浮かべていたメンバーの一人がニヤリと笑って鞄から出したものは…「森のイカめし真空パック」であった。「道南に旅行に行ったもんで……」。彼のすごい物とはこれだったらしい(汗)。さらに別
のメンバーは「私の秘密兵器はこれです」と、出したのは「ククレカレー」。「温めるといえばこれでしょう。甘口に限ります」(汗)。まぁ、みなさん好きな物を蒸すなり茹でるなりしてください。誰も止めません。
源泉の温度が、かなり高いらしく枝豆が5分ほどで食べ頃になった。枝豆が5分という事は、90度以上であろう。
先客も風呂から上がり露天風呂は、貸し切り。理想の状態になったところで、「かんぱーい」。枝豆につづき卵もゆであがり、ビールが旨い。蒸籠の方も、蒸すこと20分ほど、こちらも理想の状態になっている。食べてみると…。
もうおわかりですねー。旨いです。
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●「旨いっす」 |
火を用意しなくても良い・後片づけが楽。簡単・手間いらず・イベント性が高い。みなさんも挑戦してみてはいかがでしょう。
メンバーはというと、「温泉で茹でると、ククレカレーもひと味違いますなー」「森のイカめしは、ヌプンで茹でるに限る」などと、いつもどおり大虎を生産していったのでありました。
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●風呂は、貸し切りでした。 |
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外遊び便利道具
「蒸籠」 |
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100円ショップで見つけた便利道具のご紹介。今月は「蒸籠」。
今回の企画が持ち上がったときに「蒸籠はどうする?」。誰も持っていなかった。この問題を解決してくれたのが100円ショップ、実は「ざる」もここで購入したのでありました。
100円ショップは侮れません。 |
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