「おまえはトラだ!トラになるんだ!!」
“虎の穴とは如何なる組織ぞ”――十勝のいたる所に巣食っている秘密?組織、外遊びに興味のある優れた素質の老若男女を日本中から集めて徹底的に遊ぶ。終了後は「大宴会」。大トラのように救いようのない、無敵の酔っぱらいを作り出す…誰いうとなく、「虎の穴!」。今回の話題は「キャンプの朝食」長いことカヌーの話題が続いたので、この辺で、「食」の話をする事にしまょう。今回といっても2回目があるかどうかは、わかりません…(汗)。虎の穴流元気の出る朝食をご紹介します。 |
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●これがサンドイッチトースターだ。 |
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●材料です。 |
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●レタスをちぎります。 |
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●トマトは薄切り |
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●キュウリも薄切り |
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●パンをセットします。 |
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●こんなに厚くても… |
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●ぎゅっと、はさめば、入ります。 |
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●「旨いっす」 |
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●悪い例、程度ってもんがあります。 |
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車を2台列べて
ポールも張り綱も気になりません。 |
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外遊び便利道具
「S字フック」 |
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100円ショップで見つけた便利道具のご紹介。今月は「S字フック」。
車が二台並べられる河原では、こいつが役に立ちます。車の雨樋にS字フック、タープを連結して、反対側の車も同様にS字フックを使うと、ポールも張り綱も気にならずにタープが使えます。S字フックは、ビニールコーティングしてある物がよいです。100円ショップ、侮れません。 |
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その朝、我々は、歴舟川の河原にいた。聞こえるのは、川の音と、鳥の声。コーヒー片手にぼんやり川を眺めている至福のひととき。前日からのカヌーキャンプなのであります。
今回は「命の洗濯・正しい川に帰ろう」ということで、かなりの減水と、天候不良は覚悟で、歴舟川川下りを決行したのであります。なぜ、無理をしたかというと…7月中旬十勝川、芽室-音更間15キロを漕ぎ、あまりの川の汚さに肩を落とし、翌週天塩川、風連-音威子府間65キロで、ほとんど流れていない瀞場(とろば=水深が深く流れが緩やかなところ)の連続に「金もいらなきゃ、女もいらぬ
、私しゃもすこし瀬がほしい…」などと、泣きながら漕ぎつつけて、近年まれにみる辛い川下り。「十勝に帰りましょう」「我々にきれいな川を」「金もいらなきゃ、女もいらぬ
、私しゃもすこし瀬がほしい…」というメンバー一同の強い希望により、正しい川・正しいカヌーを楽しむことになったのであります。「腐っても鯛」「水が無くても歴舟川」(汗)。減水しているとはいえ、きれいな水、瀬と瀞場の連続する歴舟川。やはりここが一番です。
前置きがかなり長くなりましたが、ここから今回の本題「キャンプの朝食」の話。皆さん、キャンプの朝食メニューは、どんな物を食していますか? 我々は、前の晩「大トラ」を大量
生産した大宴会の残り、「蜘蛛虫蛾大量飛び込み型鍋」の残り汁を使って、うどん・雑炊などを「良い出汁が出ています」などと言いつつ食べることが多いのですが、たまには、朝食に気合いを入れるときがあります。
ご紹介するのは、「ホットサンド」。「パンなんて、力が出ないぜ」と、思っている貴方それは、大きな間違いです。これが意外に腹にたまり、その上簡単。キャンプの朝食にはピッタリなんであります。
それでは、材料・作り方をご紹介。
○材料
・サンドイッチトースター
・食パン(8枚切りがベスト)
・バターまたは、マーガリン
・マヨネーズ
・レタス、トマト、キュウリ
・ハム
・とろけるチーズ
○作り方
1. |
レタスは、小さくちぎり、トマト・キュウリは、薄く切る。 |
2. |
サンドイッチトースターの両面にバターまたはマーガリンを塗る。 |
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●バターまたはマーガリンを塗って |
3. |
パンをのせその上に具と、マヨネーズを重ねていく。 |
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●具をのせます。 |
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●さらにのせます。 |
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●しつこくのせます |
4. |
具が「てんこ盛り」になるぐらいのせたらもう一枚パンをのせる。 |
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●焦げないように火加減に注意して |
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●出来上がり |
○アドバイス
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トースターは鋳物のアルミで出来ているので、強火で空焼きをすると、変形してしまうので注意が必要。 |
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2回目からはトースターが温まっているので、あっという間に焼き上がります。焦がさないように注意しましょう。 |
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具は、温まりますが、完全に火が通るわけではありません。火を通さなくても食べられるものを使いましょう。 |
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焼きたてにかぶりつくと、温まった具で口の中をやけどする恐れがあります。がっついて食べないようにしましょう。 |
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具を入れすぎると、食べている最中に飛び出す危険があります。物には限度がありますので、程々にしましょう。 |
どうです、簡単でしょう? からしでアクセントを付けるもよし、具のバリエーションを変えるもよし、料理長の腕次第で、オリジナルのホットサンドが出来ます。 この日我々は、上記の注意をすっかり忘れ、口の中をやけどするわ、中身は飛び出すわ、汁は垂らすわ…さんざんでしたが、しかし「旨かった」。
この後、満腹になったメンバーは、正しい川を海まで下ったのであります。
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