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●クランプで重ねたベニヤ板を止める。 |
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●そして、切る。 |
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●ジクソーで「切る」。 |
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●ノコギリで「切る」。 |
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●そして接着。 |
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●みんなで接着。 |
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●船体のパーツ。 |
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「おまえはトラだ!トラになるんだ!!」
“虎の穴とは如何なる組織ぞ”――十勝のいたる所に巣食っている秘密?組織、外遊びに興味のある優れた素質の老若男女を日本中から集めて徹底的に遊ぶ。終った後は「大宴会」。大トラのように救いようのない、無敵の酔っぱらいを作り出す・・・誰いうとなく、「虎の穴!」。今回の話題も「カヌーづくりに挑戦」。「木取り」も終わり、いよいよ今回から「切る」「貼る」等々工作の作業。はたして、カヌーは、出来上がるのか…。 |
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もう外はすっかり春なのに…、カヌーを作っていたのは、真冬なのであまりピーンと来ないかもしれませんが、この日も寒かった。
またもや集まってきました。カヌー制作メンバー。「前回の木取り、大変でしたねー」「昼休みを取りすぎましたなー」。前回は、ながーい昼食を取ってしまったため、夕日に追いかけられながら作業をしていたので、今回からは、メンバー一同反省し全員「弁当持参」である。これなら食事も現場で完結。
すぐに作業せざるを得なくなるわけである。こうでもしないと、すぐに脱線していく悲しい性の我々って、情けない…。
気分一新、今日からは「切り」と「接合」の作業。まずは、同型の部品を取るベニヤ板を4枚重ねて、裏表を確認し、クランプで止めます。そして、電動ジグソー・丸鋸・ノコギリを使って、罫書いた線の少し外側を切っていきます。何しろ素人の仕事、思った通
りに切れるはずがありません。道場内は「あっ!」とか「うっ!」とか「しまったー」などの声が低く響いていたりします。切り始めて少しすると、地主ポテチ氏より注意がありました。「えー、台に使っているコンテナを切らないようにお願いします」「はーーい」と、一同。が、しかし…線どおりに切ることに夢中になって「刃が重たくなったなー」と、思ったときには大概手遅れ。しっかりコンテナまで切り刻んでいるのであります。その後も道場内は「あっ!」とか「うっ!」とか「しまったー」などの声が低く響いていたのでありました。ポテチさんごめんなさい。かなりの犠牲を出して、切断終了。
今度は、切りすぎないよう余裕を持って切断したはずの部品の「仕上げ」です。かんな・サンダー・ヤスリを使って、罫書いた線の通りに部品を仕上げてゆきます。うーむ、余裕を持ってと言っても…「5ミリ以上余裕があるもの」「線の上、時々切りすぎ」等々。「まっ、素人ですし、しかたがないでしょう」「何とかなりますって」などと、お気楽なメンバーですが、これが後々とんでもない事態を引き起こすことに…。
仕上げもそこそこに、次の作業へ。今度は
「船体板の接合」作業です。
長さ1.8メートルのベニヤ板から4.4メートルのカヌーを作るには、どうしても必要な作業です。3つのパーツを貼り合わせ4.4メートルの板にします。この板6枚をさらに張り合わせてカヌーの形になるので、かなり重要な作業。とりあえず、接合する部品を並べて見ると、
「うーむ、ピッタリ合いませんねー」「1−2ミリと言うところでしょうか…」すでに誤差が…でもこれは、これから起こる事態の序章でしかなかったことには、誰も気が付いていないのであります。今更修正も効かないのでとりあえず接合してから考えることにして、接合開始。接合面
に補強板を当てて接着。接着した部分をクランプで挟みさらに圧着する。これで船体を形作る6枚の板が出来上がりました。
しかし気になる接合面の誤差…。
このメンバー、何事も「先送りできる問題は後で考える」というルールが暗黙のうちにできつつあります。
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●ネコの手も借りたい。
(編集部注:猫は働く気がない) |
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