結婚前は幼稚園教諭として働いていた、白木由加子店長。帯広へ引っ越して来てからも幼児教室を主宰し、10年以上幼児教育に携わってきました。その経験から「絵本」や「おもちゃ」が子どもの心を育てるのに重要な役割を担っていることを実感。物があふれる現代、子どもがテレビゲームなどに熱中するのを見てきて、「本当に良いものを子どもに与え想像力を育てたい、良い玩具で遊ばせたい」との思いが募り、昨年11月、自宅横の庭にとうとう「木のおもちゃ」のお店をオープンしました。
　ここでは「アトリエ・ニキティキ社」や「おもちゃ箱社」の玩具を中心に扱っています。「なかなか数を揃えて並べるのは大変ですが、カタログから取り寄せもできます」と白木店長。カタログは1冊1000円もすることから、「貸出」を行っているのがなんとも良心的です。
　また、子どもの年齢に合った絵本や、木のおもちゃの使い方などのアドバイスも行っています。「購入しなくても子育ての悩みがあればご来店を」とのこと。子どもにとっての良い環境は、まず親が作ってあげなくてはなりません。大人ものめり込みそうな、素朴な木のおもちゃたち。ちょっとのぞいてみませんか？

●砂や石灰亜麻仁油を混合して作った「アンカー石積木」。ドイツ製・18600円。立体的なエクステリア、建物を作れる。「大人もはまるキットです」。

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