大雪山国立公園は、国内最大の自然公園である。その中でも東大雪と呼ばれる大雪山東部地域は、二千m級の山岳が連なり、原始性豊かな北方針葉樹林帯に囲まれ、その中ではヒグマやシマフクロウといった希少な動植物の暮らしが垣間見られる第一級の自然環境が残された場所でもある。 冬場の気温が零下30度を超えることもある極寒の地でありながら夏場は30度を超すこともあり、一年の寒暖の差が激しい自然環境の厳しい場所だ。 この豊かだが厳しい森の中、かつて鉄道が走り、多くの人々の生活があった。