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●絶対の自信を見せる「カニの目利き」。カニを買うなら魚屋さんでどうぞ。 |
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●新設の「お寿司コーナー」。ここで握ってくれる。 |
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●店内では威勢のいい声が飛び交い、昔ながらの対面販売は温かく、活気があって心地いい。 |
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●今が旬の、いくらの原材料となる「生筋子」。「今年のはいいよ」。 |
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●大ぶりの大根の歯ざわりとほどよい漬け具合がくせになりそうな、紅さけのはさみ漬け1200円。 |
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帯広の中心部に1954年に創業してから、約50年の歴史を持つ「牧野水産」。このほど店内を大幅にリニューアルしました。ここではホテル等への業務用の卸販売もしていますが、昔ながらの小売り、対面販売を行っています。
帯広の市場から「魚屋さんの目利き」で仕入れる魚介類は、スーパーや量
販店のものとはひと味違うと、リピーターの方も多いとか。質のよい魚にこだわるお客さんには、安心してお買い物ができるお店です。
「お客さんの希望によって、全国各地から魚を取り寄せることもあります」と久保博樹常務。長年培った独自のルートを持ち、東京の築地市場や四国・九州などからも季節の魚貝を仕入れます。
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新鮮なネタでお寿司も
リニューアルにあたって、仕入れた新鮮なネタを使って元お寿司屋さんが握る「お寿司コーナー」を開設。10個入りで580円と780円の折りの2種類。事前に予約すれば、お誕生日のお祝いなどパーティー用や宴会用の詰め合わせも作ってくれます。お昼どきには近くのお店の人やサラリーマンが、買いに来てくれるといいます。
ここは観光客も多く立ち寄るお店。水揚げしたてのカニをすぐにボイルしたゆで毛ガニは、身がつまって味もいいと評判です。「海産物をおみやげに買うなら、絶対魚屋さんで買ったほうが美味しいですよ」と、長年魚介類を販売してきた専門店の自信を見せる久保常務。これからの時期、10月半ばまで生秋アジ、11月以降は、やはりカニがおすすめとのこと。もちろん、地方発送も受け付けています。
牧野水産は別に工場を持ち、加工品にも力を入れています。試行錯誤の末、現在まで20年もの間その味を守っているというオリジナルのいくら醤油漬け1瓶1800円には、ファンが多く常連さんも。瓶詰の塩からはプレーン、三升漬、キムチ、コチジャンの4種類の味があり、いずれも450円(140g)。大瓶(180g入)は500円です。その他、紅さけのはさみ漬け1200円は、ほどよい大根の味付けと紅さけのコクが絶妙。これらを詰め合わせることもできるので、おみやげ・贈り物にいかが?
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●オリジナルの塩から。塩からは、プレーン、三升漬、キムチ、コチジャンの4種類で、いずれも1瓶450円(140g)。 |
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