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●メニューはコーヒー、ウーロン茶が300円、お食事は和食の日替わり定食、カツカレー各700円、鍋焼きうどんやピラフ各600円など(すべて消費税込)。犬のおやつはサービスで出される。 |
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●店内には犬の住民台帳があり、犬同士の結婚が実現するケースも。 |
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●犬と飼い主が互いに交流する場に。予防注射を受けていることが最低限のマナー。発情期には遠慮したい。もちろんミックスも歓迎。 |
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●犬好きが集まると、犬の話題は尽きない。入り口付近では山田さんの飼っている「うさぎ」も出迎えてくれる。 |
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現在7匹の犬を飼っており、飼い主歴は50年にもなる山田トモ子さん。娘さんの聡美さんを店長にしてこのお店を昨年10月にオープンしました。
10年ほど前、トラックの運転手だった山田さんは、荷物を運ぶ先々で犬の話になり、「犬を連れて座って休めるところってないですね」という声をよく耳にしていました。仲間からもそんな話題が出るようになって、「自分でやってみようかな」と漠然と考えていたそう。
そんな折、飼っていた4匹の犬を一度に老衰で亡くし、何をするにも手につかず、頭に入っていたはずの北海道の道路マップさえ真っ白になる状態で、とうとう運転手を辞めることに。いわゆる「ペットロス症候群」でした。
何かをしなければと思い、パソコンを勉強し始めた山田さんは、そこで出会った若いメール友だちから「夢はなかったの?」と聞かれて、ペットと一緒に休める喫茶店のことを思い出したといいます。友だちの後押しもあって、保健所の許可をクリアして「ドッグカフェ」が開店。
犬はほかの犬や飼い主がいる中で社会性が身につき、飼い主さんにとっては自分の犬の自慢をするなど、ストレス発散の場にもなっています。お客さんは十勝管内ばかりでなく、釧路、苫小牧方面
からも見えるそうで、「犬を飼っている人たちの憩いと交流の場にしたい。お嫁さん、だんなさんがほしい場合もきっかけづくりができます」と山田さん。
ペットと気兼ねなく入れるお店へ、気分転換に寄ってみませんか?
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●明るい店内の一角にはインターネットに接続できるパソコンを一台設置。「インターネットカフェと思って来た人もいました」とか。 |
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